はじかみの正しい食べ方
2025/07/01
和食を食べる時、焼き魚などに添えられえている紅白の生姜を見たことはありませんか。
この生姜を「はじかみ」といいます。
はじかみを食べるかどうか迷った経験がある方も、多いのではないでしょうか。
今回は、はじかみの正しい食べ方についてお話しましょう。
はじかみとは
和食で焼き魚などを彩っている細長い紅白の生姜を、はじかみといいます。
はじかみは葉生姜の一種である金時生姜を、温室で柔らかくなるように栽培したものです。
一般的にお料理に使う生姜はそのままではなく、おろしたり刻んだりして使いますよね。
しかし、はじかみは柔らかいので生のままで食べることが可能です。
細長く先の方に行くほど白から赤に色変わりしている様子が矢に似ていることから「矢生姜」と呼ばれることもあります。
はじかみの正しい食べ方
そのまま食べられるはじかみですが、上品に食べるにはマナーがあります。
はじかみはお料理に口直しとして添えられているものなので、まずはお皿の脇によけましょう。
そしてお料理を楽しんだ後、箸で中央を掴み白い部分のみを食べます。
赤い筋の部分は、残すのがマナーです。
はじかみが添えられる理由
お料理にはじかみが添えられるのは、あざやかな色でお料理を彩るためだけではありません。
魚料理やお膳によく添えられる理由は、次のお料理の前にお口の中をすっきりさせるためといわれています。
はじかみを食べることで味覚をリフレッシュし、魚の香りを残すことなく次のお料理を楽しむことができます。
まとめ
はじかみは、お料理を食べる前に脇によけておきます。
そして、お料理をいただいてから最後に白い部分だけをかじりましょう。
お口の中がリフレッシュされて、次のお料理も美味しくいただけますよ。